賃貸と持ち家どちらが良いのか。
一度は迷ったことがある人が多いことでしょう。
結論はどちらが良いかは人によります。
なぜならその人が
- お金にこだわるのか
- 手間の掛からない家を目指すのか
- 生活スタイルの変化に柔軟な家を選ぶのか。
さまざまな要因で決まってくるからです。
この記事では、私が賃貸を選んでいる理由について、
管理、お金、将来的な生活の変化を基に私の意見を書きます。
記事を読み終えると、
賃貸が良いのか、持ち家が良いのか。
自分の今後の方針を決めるのに役立ちます。
家の管理
賃貸物件に住んだ場合、家の管理にかかる手間ひまがほとんどかかりません。
なぜなら、賃貸物件の持ち主は大家さんであり、家の経年劣化や天災による破損などの不備を直すのは大家さんの仕事だからです。
具体的にどのような管理が不要になるかというと
- 家の中の設備(ボイラの故障、水管からの水漏れ等)の修理
- 外壁の補修、塗装
- 雨漏り、床の窪みの補修
家の管理が不要になるとその分他のことに使う時間が増えます。
余計な手間ひまによって時間を取られることを嫌う人は賃貸の方が優れているでしょう。
お金
お金の面においては有利な部分と不利な部分があります。
先に記載しますが、同じ家に住む場合の総額は基本的に賃貸の方が割高になります。
なぜなら、賃貸の場合は大家さんを通しているからです。
当然ですが、大家さんを通した時に大家さんにいくらかお金は払っています。
大体、大家さんに払う金額は1年間当たり家の購入費用の1〜3%程度と言われています。
5000万円の賃貸マンションを建てた場合
5000万円の1〜3%すなわち50万円から150万円が1年当たりの大家さんの取り分です。
10棟あった場合は、借主は年間で5〜15万円は大家さんに支払っていることになります。
金利や固定資産税などは大家さんが払っているので、賃貸の方が割安になると考えている方もいます。
しかし、家賃にそういった諸経費も折り込んでいるので、同じ家に住んだ場合は賃貸の方が高くなると考えていいでしょう。
お金の面で賃貸の方が良い面もあります。
破産のリスクがない
借金をしないので破産をするリスクはありません。
住宅ローンは名前を変えた借金です。
生活の変化など様々な要因で借金を返せなくなり破産をする人は後をたちません。
ローンを組む場合は一定程度そういったリスクがあることは考えておくべきです。
住居手当がもらえる
これは私の職場特有かもしれません。
賃貸には住居手当が支給され
持ち家には住居手当は支給されません。
それなりの額なので、賃貸の方が有利です。
自分の生活に合わせた家賃の家に住める
自分の生活スタイルの変化に合わせて家を変えて行くことができます。
結婚して子供がいる間はそれなりに大きい家に住み、老後二人だけになったら少し小さい家に住む。
その時々の生活に合わせた大きさの家に住むことで余計な光熱費も減ります。
お金の面に置いては、一長一短あり、どちらの方が良いか判断が難しいです。
家は資産になるという話もありますが、
今後土地の価格が上がっていく好立地な土地では確かに資産となります。
一方で、土地の値段の下がる場所では負債となります。
判断が難しいので、今回の記事内ではその部分には触れていません。
将来的な生活の変化
将来的に仕事や心境の変化などによって住む場所を変えたい時に柔軟に対応できるのは賃貸の強みです。
私としてはこれが最大の強みだと考えています。
具体的にどういったことかと言うと、
仕事の都合で収入が減った!今の家賃を払うことができない。
→家賃の安い家に引っ越す
昔からの夢であった海外移住が叶いそうだ。
→すぐに移住が可能
急な転勤を宣告された。
→単身赴任などが不要
両親、親族等の家が空き家になった。誰か住む人がいれば譲りたい
→即移住可能
これらは、持ち家があってもできないことはないです。
ただ、持ち家があった場合は精神的に抵抗感が出てくるでしょう。
なぜなら、持ち家を手放す時にリスクと労力が必要となるからです。
リスクは、ローン残債よりも売却額が低くなるリスク
すなわち住んでいない家に対してお金を払い続けること
労力は、不動産会社との連絡、買主との交渉などです。
賃貸から引っ越す場合と持ち家から引っ越す場合は、リスクと手間で精神的に大きなハードルとなります。
以上のことから賃貸の方が生活の変化に柔軟に対応できるといえます。
まとめ:賃貸か持ち家か。自分で責任を持って決めよう!
いかがだったでしょうか。
賃貸か持ち家か。家の管理、お金、生活の変化の3つを材料として判断しました。
- 家の管理では、賃貸の方が有利
- お金に関しては、一長一短あり
- 生活の変化に対応できるのは賃貸
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それではっ!